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BMW Mobility of the Future - Innovation Days in Japan 2010
オープニング
2010年6月17日~18日の2日間、東京ビッグサイト 西2ホールで「BMW Mobility of the Future - Innovation Days in Japan 2010」が開催されました.
このイベントは、BMW グループがグローバル・レベルで行っている CO2 削減の取り組み、より少ないエネルギーで、より高い性能実現する BMW EfficientDynamics 戦略、そして、近未来に BMW グループが提供するモビリティーがどのようなモノなのかを示すものです.
さらに、日本初公開となる BMW Vision EfficientDynamics をはじめ、BMW グループのコンセプトカーが勢揃いします.
参加は招待者のみで、申し込みはウェブ上で行われ、参加者多数の場合は抽選でしたが、当選したのでその模様をお伝えします.
![]() 東京ビッグサイトのアプローチに設置された案内 |
![]() 会場入り口のディスプレー |
東京ビッグサイトの西2ホールの入口から会場に入ると、幻想的なライティングが施されたアプローチの先に受付けがあり、ここで招待の確認が行われます. 受付けを左に曲がると、またライティングされたアプローチがあり、その奥にウェイティングルームがあります. 定刻になると、会場への案内に従ってメイン会場に進みます. |
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メイン会場は、大空間の中心に、前方にメインスクリーンが設けられた360° のスクリーンで囲まれた中央に座席が置かれ、スクリーンの外側にステージが設けられています.
![]() 360° スクリーンの内側の座席 |
![]() 鉄骨フレームで構築された 360° スクリーン |
![]() メインスクリーンに映しだされた BMW Group のロゴ |
![]() 映しだされたイベントのテーマ |
定刻になると、おなじみの自動車評論家 萩原秀輝氏と吉田由美氏がステージに登場し MC を担当.
BMW EfficientDynamics について、BMW が用意したデータ映像を基に自身の取材ネタも織り込みながら解説していただきました.
![]() MC の吉田由美氏(左)と萩原秀輝氏 |
![]() スクリーンに映し出された萩原氏 |
BMW ActiveHybrid X6 と BMW ActiveHybrid 7 L
BMW が行う一連の取り組みの紹介後、実車の登場となります.
360°スクリーンの外側の淡いブルーの照明が当てられたゾーンに、客席の背後からまず BMW ActiveHybrid X6 と BMW ActiveHybrid 7 L が登場.
BGM が鳴っていましたが、ほとんどエンジン音が聞こえず、そーっと入ってきた感じです.
その後2人の MC による BMW ActiveHybrid X6 と BMW ActiveHybrid 7 L の解説が行われました.
BMW ActiveHybrid X6 は、xDrive50i に2モードハイブリッドシステムと呼ばれるものを搭載したモデル.
xDrive50i とおなじ直噴ガソリン4.4L V8 ツインターボ(最高出力 485PS、最大トルク 62.2kgm)に、2基のモーターを追加しています.
この2基のモーターは低速用(91PS、26.6kgm)、高速用(86PS、28.5kgm)に分けられ、エンジンとのトータル出力は 480PS、79.5kgm という「量産ハイブリッド車で最強のパワー」を誇ります.
二次電池は、ハイブリッドシステムの主流になるともいえるリチウム・イオンではなく、液冷式の高圧ニッケル水素バッテリーを採用.
2.5t 近い車両を、最長で約 2.6km、最高時速 60km/h でゼロエミッション走行させることが可能だということです.
正式な燃費は公表されていませんが、「xDrive50i の約20%増し」としていることから、欧州複合モード燃費で 9.6km/L 前後の数値が予想されます.
BMW ActiveHybrid 7 は、BMW EfficientDynamics の哲学を高次元で実現した BMW 初のハイブリッド・システム搭載モデル.
ツインパワー・ターボおよび高精度ダイレクト・インジェクション・システムを採用した V8 エンジンに、リチウムイオン・バッテリーによる高効率なハイブリッド・システムを組み合わせ、ヨーロッパ・テスト・サイクルにおいて、僅か 4.9 秒で時速 100km/h まで加速する圧倒的な運動性能(M3 と同じ !!)を実現すると同時に、約 15% の燃料消費率の向上と CO2 排出量の削減を達成しています.
システム全体の最高出力は 342kW(465PS)、最大トルクは 700Nm を発揮.
BMW 750i および 750Li に比べて、最高出力が 14%、最大トルクが 17% 向上しているにも関わらず、ヨーロッパ・テスト・サイクルにおいて、約 15% の燃量消費率の削減と CO2 排出量の削減を実現しています.
![]() 先頭は BMW ActiveHybrid X6 |
![]() 続いてBMW ActiveHybrid 7 L |
![]() BMW ActiveHybrid 7 は2人の斜め後ろに停止 |
![]() BMW ActiveHybrid X6 の説明 |
BMW Vision EfficientDynamics
続いていよいよ本日の主役、日本初披露のコンセプトカー BMW Vision EfficientDynamics が登場です.
グリーンのライトに照らされた 360°スクリーンの外側を客席の背後から音もなく登場した BMW Vision EfficientDynamics は、ステージの右側のゾーンに静かに止まりました(その場所はちょうど私の目の前です).
ガルウイングが開いてドライバーが降りると、ライト類だけが光った状態でキープされています.
正面のスクリーンには BMW Vision EfficientDynamics が映しだされ、2人の MC による解説が始まりました.
BMW Vision EfficientDynamics は、3気筒ターボ・ディーゼル・エンジンと 2個の電気モーターで駆動.
総合出力は 262kW(356PS)、最大トルクは 800Nm を達成しています.
フロント・アクスルおよびリヤ・アクスルにそれぞれ1台の電気モーターを搭載する四輪駆動方式を採用.
予測性能値は、0-100km/h 発進加速性能が 4.8秒、最高速度が 250km/h(電子制御による制限値)、EU テスト・サイクルにおける燃料消費量が 3.76L/100km(なんと26.6km/L)、CO2 排出量が 99g/km となっています.
極めて効率的なブレーキ・エネルギー回生コンセプトの採用により、燃料消費量を増大させることなく電力を生成.
生成した電力は 98 個のリチウム・ポリマー・バッテリーに貯蔵され、電気駆動のみで約 50km の距離を完走可能にしています.
ポリカーボネート・ガラス製のルーフとドア・インサートは、入射光に反応して自動的に暗くなる機能を採用しています.
![]() グリーンのライトに照らされて登場 |
![]() 所定の位置に停止 |
![]() ドライバーが降車 |
![]() ライト類は点灯した状態をキープ |
![]() フロント・ビュー |
![]() リヤ・ビュー |
![]() 多くの点灯パーツが装備されている |
![]() BMW Vision EfficientDynamics の映像 |
BMW Concept ActiveE と MINI E
次に BMW Concept ActiveE と MINI E が登場です.
これらは、いわゆる電気自動車なので本当に静かで、今回は登場の途中で BGM が一旦止みましたが、全くエンジン音がしません(エンジンがないので当然?).
BMW Concept ActiveE は、BMW 1 シリーズクーペをベースにした、電気のみで駆動するコンセプト・カーで、MINI E に続き2番目に開発されたました.
駆動コンポーネントを巧みに配置したことで、室内に4つのフルサイズ・シートを装備することが可能になり、ラゲッジ・コンパートメント容量は約200L に達しましています.
専用に開発された新しい同期電気モーターが搭載されています.
最高出力は 125kW(170bhp)で、最大トルクは 250Nm.トルクは電気モーターの特徴として、発進と同時に最大に達し、きわめて幅広い負荷範囲にわたって維持されます.
電気モーターはリア・アクスルと完全に一体化され、パワー・エレクトロニクスはモーターの上に配置されています.
これまでパワートレインと燃料タンクに使われていた空間には、蓄電ユニットが搭載されています.
予想性能値は、0-60km/h 加速が 4.5秒以内、0-100km/h 加速が 9秒以内、最高速度が約 145km/h(リミッター制御)です.
1回の充電での航続距離は、MINI E と同じく、条件次第で約 160km を見込んでいます.
MINI E のモータは、定格出力が 150kW(204PS)、最大トルクが 220Nm で、0-100km/h の加速性能が8.5秒.最高速度は 152km/h に制限されています.
バッテリーは、定格電圧 380V のリチウムイオンバッテリーを搭載.フル充電時で約 240km 走行可能で、充電は標準的なコンセントからできるほか、付属の壁面取付け用配線ボックス「ウォールボックス」を利用することで2時間半でフル充電が可能です.
バッテリーは、後席用のスペースに設置されているため、当面は2人乗りモデルのみを用意し、約500台を米国で試験提供します.
ブレーキシステムには新開発の電動式負圧ポンプを搭載し、サスペンションやDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)を MINI E 特有のセッティングに変更.
メーターには、MINI のタコメータの位置にバッテリー・レベル・インジケーターを設置.バッテリーの残量を表示するほか、電力消費時には赤色の、回生機能で充電時には緑色の LED ライトが点灯します.
![]() BMW Concept ActiveE |
![]() MINI E |
萩原秀輝氏と吉田由美氏による一連の解説が終了すると、展示車両の自由見学時間となりました.
それまでは、着席状態で説明を聞いたり、コンセプトカーを眺めたり、写真を撮ったりしていましたが、これからは自由に歩き回って見学です.
360°スクリーンの周囲に置かれた、これまで紹介された5台のクルマ以外に、それまで隠されていた奥のスペースに1シリーズから Z4 までの EfficientDynamics が展示されています.
BMW Vision EfficientDynamics と BMW Concept ActiveE の周囲には柵が設けられたため、直接触ることはできません.
開始から約1時間後、今回のイベントは終了しました.
◆ 写真集 ◆
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![]() ズラリと並んだ BMW EfficientDynamics |
![]() 会場を後に... |